「仕事も、人生の充実も、結局は人間関係づくりの自己表現力があるかないかで決まる」と著者はいう。ところが現実は、相手の目をしっかり見ながら話ができない人、いつも無表情な人、人前でのスピーチが苦手な人が増えている。その結果、この人は、シャイなのか、自信がないのか、やる気がないのかと、プラスの評価よりマイナスの評価を下されがちになる。それではあまりにもったいないと考える著者が、科学的データと企業研修の成果をもとに「だれにでも簡単にできる自己表現のトレーニング」を解説したのが本書である。初対面で相手の心をつかむには？　仲間をつくるには？　上司に信頼されるには？　相手の尊敬を勝ち取るには？　部下のやる気を高めるには？　人が自然と集まってくるリーダーになるには？　ビジネスの現場ですぐに役立つ自己表現のノウハウが詰まっており、自分自身の表情や歩き方、立ち方を見直すきっかけにもなる。